大分県では受験できない日本語教育能力検定試験
日本語教師として就職活動の際に求められる資格の1つに「日本語教育能力検定試験」があります。文字通り、「日本語を教育するための能力をはかる検定」なのですが、以前、
大分県で日本語教師になるにはでも触れたように、残念ながら大分県ではこの検定を受験することができません。
年1回だけ開かれるこの日本語教師の試験は、全国主要都市の会場のみに限られてしまっているからです。
そのため、大分県在住の人がこの試験を受験したい場合は、九州・沖縄管轄は、福岡が最寄になるので、試験日に福岡までわざわざ出向いて受験しなければなりません。
試験会場は、その年の受験者数に応じて、毎年変わる可能性はありますが、これまでのところ、九州の場合は、九州大学か西南学院大学でおこなわれています。
日本語教師自体がニッチな職種ですので、同じ民間の検定でも、英検と違って日本語教育能力検定試験は受験者数が少ないため、今後、受験地が拡大して大分県でも受験できることになる可能性は少ないでしょう。
大分県出身者としては、大分の外に出て改めて認識したのが、やはりこの辺りの地理的な不利益やハンディキャップ。特に大学受験などでは、大分で得られた学力含めた情報量や教育レベルは圧倒的に低く、都会など都市部にかなり遅れていると感じて呆然としてしまったことをよく覚えています。
当時と違って、インターネットが普及したので、幾分かは地方でも情報入手の不利益は解消したものの、それでもやはり日々の生活から自然と得られる生活レベルの格差はいまだに存在し続けているように感じてやみません。
何はともあれ、大分が好きな人でもそうでない人も、一度は大分を離れ、
外からみた大分県の感覚を入手することは、とても大事だと思います。
■ 日本語教育能力検定試験とは
日本語教育能力検定試験は、1987年1月に第一回目が実施されて以来、現在まで年1回のペースで長年行われている日本語教師の試験。
国家試験でも免許でもありませんが、日本語教員(日本語教師)の資質・能力向上を目的に、日本語教員の専門性の確率と待遇の改善、社会的地位の向上を図っている検定試験です。
日本語教師関連の試験では一番古く、就職の際に求められる資格の1つとなっています。
しかし、実技試験などがないため、「運転免許を取得する際の学科試験に相当する」と例えられています。
この日本語教育能力検定試験さえ合格すれば100%日本語教師になれる、というわけではありませんが、日本国内及び海外の一部の地域(主にアジア圏)で働く際などに「日本語教師としてのアベレージには到達している」とみなされることが多いです。
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