2018年10月12日
ホバークラフト(大分ならではの貴重な乗り物)
日本語教師として海外に出ると、その国・その地域ならではの珍しい、貴重な乗り物に遭遇することがあります。
そんな貴重な「大分ならではの乗り物」が、昔、大分にありました。
そんな貴重な「大分ならではの乗り物」が、昔、大分にありました。
ホバークラフト(ホーバークラフト;大分ホーバーフェリー)です。
今では日本では海上自衛隊のエアクッション艇LCAC

として見られるぐらいですが、
当時の大分では、民間の公共の乗り物として、大分市内~大分空港を往復していました。
大分市内から大分空港に陸路で行くには、沿岸部を半円を描くように遠回りして行かなけらばならなかったのですが、海路のホバークラフトは、海上を直線(円の直径)的にいけるので、かなりのショートカット(近道)でした。
何よりとても珍しい乗り物なので乗る事自体に価値があり、幼い頃に乗ったにも関わらず、今でもその海面を滑るように進む乗り心地や、窓に打ち寄せる波などを強烈に覚えています。私が乗った時は、曇り空で波がちょっと高く海が荒れていたのですが、それでも力強く前に進む感じ・・・波の中を突き進んでいく感じは、とても頼もしく感じました。
そして何より、乗船後にブワっとふくらんでから、陸から海、海から陸へ上がる時の、ドリフトするように横滑りで進んでいくあの独特な進み方が印象的です。
この大分でのホバークラフトの運航は、残念ながら2009年10月31日に終了し、ホバークラフト4隻は(中国企業に?)売却され、中国に行くものと思われていましたが、何やら熊本県八代港にずっと放置されていたようです。
そして2015年4月に解体処分されてしまった模様です。
当時の大分ホバークラフト乗り場は、今でもGoogle Map上に、「大分旧ホーバー基地」として表示が残っています。(大分県大分市西新地1丁目14)

ご当地ならではの珍しい乗り物を見つけた時は、健在なうちに、たくさん乗って、写真や動画もたくさん撮って、世界へ発信しておくことをお勧めします。
ニュースなどで水陸両用車などを見かけるたびに、いつもこの大分のホバークラフトを思い出し、大分ならではの貴重な体験だったな、と懐かしく感じる今日この頃です。
今では日本では海上自衛隊のエアクッション艇LCAC

として見られるぐらいですが、
当時の大分では、民間の公共の乗り物として、大分市内~大分空港を往復していました。
【大分川河口のホーバー基地から大分空港へ】


大分市内から大分空港に陸路で行くには、沿岸部を半円を描くように遠回りして行かなけらばならなかったのですが、海路のホバークラフトは、海上を直線(円の直径)的にいけるので、かなりのショートカット(近道)でした。
何よりとても珍しい乗り物なので乗る事自体に価値があり、幼い頃に乗ったにも関わらず、今でもその海面を滑るように進む乗り心地や、窓に打ち寄せる波などを強烈に覚えています。私が乗った時は、曇り空で波がちょっと高く海が荒れていたのですが、それでも力強く前に進む感じ・・・波の中を突き進んでいく感じは、とても頼もしく感じました。
そして何より、乗船後にブワっとふくらんでから、陸から海、海から陸へ上がる時の、ドリフトするように横滑りで進んでいくあの独特な進み方が印象的です。
この大分でのホバークラフトの運航は、残念ながら2009年10月31日に終了し、ホバークラフト4隻は(中国企業に?)売却され、中国に行くものと思われていましたが、何やら熊本県八代港にずっと放置されていたようです。
そして2015年4月に解体処分されてしまった模様です。
当時の大分ホバークラフト乗り場は、今でもGoogle Map上に、「大分旧ホーバー基地」として表示が残っています。(大分県大分市西新地1丁目14)

ご当地ならではの珍しい乗り物を見つけた時は、健在なうちに、たくさん乗って、写真や動画もたくさん撮って、世界へ発信しておくことをお勧めします。
ニュースなどで水陸両用車などを見かけるたびに、いつもこの大分のホバークラフトを思い出し、大分ならではの貴重な体験だったな、と懐かしく感じる今日この頃です。
Posted by jltoita at 14:47
│大分の思い出